INTERVIEW.06
PROFILE
2021年入社 技術
H.S.
就職先を選ぶ際、私が重視していたのは「海外との接点があること」と「チームでものづくりができること」の2点でした。
父が駐在員だったこともあり、幼い頃から海外は身近な存在でした。また、英語で働く父の背中を見て育った影響からか、将来は父のように国際的な環境で働きたいと考えていました。 「チームでのものづくり」については、小学生から打ち込んでいたアーティスティックスイミングの経験から、チームで力を合わせてひとつのものを作り上げることの素晴らしさを実感していました。
丸紅ITソリューションズへの入社の決め手は、就職活動の主軸としていた2点を実現できると確信したためです。特に、海外事業では英語を話せる人が足りていないという話を聞きつけ、これはチャンスだ!と思いました。
ただ、私はIT系、ましてやエンジニアは一切未経験です。不安もありましたが、エンジニアの仕事を知れば知るほど、私のやりたかった「チームでのものづくり」ができると知り、チャレンジすることに決めました。
実際に、入社2年目で海外出張の機会を頂けたり、プロジェクトではチーム一丸でのモノづくりの一部に貢献できたりと、「あの頃の悩める私の決断は間違っていなかったよ」と当時の私を称賛してあげたいです。
はい。入社2年目にベトナムへ、3年目にロンドンへの出張がありました。ロンドンへの出張の目的は、丸紅海外支店に導入したERPシステムの繫忙期フォロー対応のためです。半人前の私が役に立てるのだろうかと不安ではありましたが、「今できることを全力でやってこい!」と、私の背中を上司が押してくれました。
専門用語が飛び交う英語でのコミュニケーションには苦労しましたが、プロジェクトメンバーや現地スタッフと協力してシステムの安定稼働に貢献できたことは、とても貴重な経験でした。若いうちから挑戦できる社風や、後押ししてくれた上司のおかげで、目標としていた海外での仕事ができ、学生時代に描いていた将来像に早くも近づけたような気がします。これからもより貢献できるよう、様々な挑戦をしていきたいです。
入社当初から、丸紅海外支店向けのSAPシステム導入プロジェクトに携わっています。SAPとは、会社の様々なリソース(人、物、金、在庫など)を一元管理するERP製品のことです。
1年目は、プログラミング言語の研修と業務フローの英訳作業からのスタートでした。業務フローの英訳作業は、想像していたより大変な作業でしたが、英語の専門用語と業務フローを学ぶことができました。
2年目から3年目にかけては、データ移行の下流工程を担当しました。現行システムのデータを新システムに移行する作業です。主な業務内容は、データ変換や、データの整合性確認、新システムへのデータ登録でした。
現在は、次フェーズのデータ移行の上流工程を担当しています。要件定義や設計など、お客様の要望を文書化する作業です。加えて、アプリケーションに関連するドキュメント作成も担当し、メンバーの業務サポートをしています。
仕事をしていて面白いと感じる時は、断片的な知識が徐々に繋がっていき、まるで最後のピースがはまったかのように、全体像が理解できた瞬間です。特にSAPのような大規模なシステムは、各機能や設定が複雑に絡み合っており全体像をイメージしづらいのですが、体系的に理解が進むと、モヤモヤが晴れるような爽快感があります。
加えて、何かにつまづいた時に、仲間と一緒に解決策を考えていく過程も楽しいです。困難な局面を乗り越えていく度に、チームの結束が強まっていると感じます。
一方で、難しさを感じるのは社内外の関係者とのコミュニケーションです。メンバーそれぞれの言葉の定義のズレや、背景・前提の共有不足により、認識齟齬が発生し、仕事が上手く進まないことがあります。特に海外スタッフとは言葉や文化の壁もあり、意図が正しく伝わらずにプロジェクトが遅延してしまったこともありました。
この時の反省を活かし、お客様はもちろん、メンバーとも密にコミュニケーションを取るよう心がけています。全体での会議に加えて、個別で会話する機会を設け、認識齟齬を無くすことで、開発がスムーズに進められるようになりました。
私たちSAPソリューション事業部の強みは、お客様と同じ目線に立って最善の提案ができることだと思います。特に商社業務に関しては長年のノウハウが蓄積されているため、受け身ではなく攻めの姿勢でプロジェクトを遂行することができます。
プロジェクトでは予算やリソースが限られているため、お客様のすべての要望を満たすことが厳しい場合もあります。しかし、そのような状況でも、お客様と一緒に最適案を生み出し、スケジュール通りに本番稼働できるのは、当社ならではの強みなのではないでしょうか。
やはり「海外×チームでのものづくり」という、私が重視していた2軸が実現できていることです。言葉や文化の壁に苦戦しながらも、現地のお客様とプロジェクトメンバー一体となってシステム構築に取り組めるこの環境は、まさに私にとって理想でした。
また、入社してすぐに実感したのが「上司や先輩が、話を最後までちゃんと聞いてくれること」です。プロジェクト内で分からないことを質問しても、しっかりと最後まで話を聞いてくれます。会議においても、私の意見や提案を真摯に受け止め、検討してくれるのです。頭ごなしに否定されることはありません。丸紅ITソリューションズでは、「どんな社員も年次に関係なく、チームの一員として認められている」そんな印象を抱いています。
目指しているのは、技術力とマネジメント能力を兼ね備えたチームリーダーです。
現在担当している上流工程の業務を通してマネジメントに挑戦するのと同時に、下流工程にも携わり技術的な分野のスキルを伸ばしていきたいです。
チームで厳しい状況に直面した際には技術者の方々と同じ目線で手を動かす、私の上司のようなチームリーダーになることが私の目標です。
私は自己分析の中で、自分が大切にしたい軸を明確にすることが重要だと思います。どんな仕事がしたいのかだけではなく、「その仕事で何を実現したいのか」まで考えてみることをおすすめします。
時には不安や迷いがあるかもしれませんが、みなさんがこれまで積み重ねてきた努力や経験は価値のあるものばかりです。自分らしさを忘れずに頑張ってください。
自分の腕とアイデア次第で、お客様に提供できる価値は無限大
お客様の役に立ちたいと思うと、どんな時も手は抜けません
大事なのはどんな仕事をするかより、誰と一緒に仕事をするか
目標としている先輩に、1日でも早く追いつきたい
お客様の役に立てた時は、頑張ってよかったと実感します
上司が背中を押してくれたので、思いっきり挑戦できました
今すべきことは「土台作り」失敗を恐れずに挑戦したい
2年目でのPM就任が、私を大きく成長させてくれました
意識しているのは、後輩を「良く褒めること」です
やりがいだらけのこの仕事、毎日が本当に楽しい
座学ではなく、「現場で経験を積めること」が魅力的でした
深いスキルを身に付けて、替えが効かないエンジニアになりたい
個人の成長だけじゃなく、会社の成長に貢献していきたい
ENTRYお待ちしております
OPEN THE DOOR FOR THE FUTURE.