丸紅ネットワークソリューションズ

丸紅I-DIGIOグループ

2025.03.26

踏切道歩行者見守りシステムの実証実験開始 ~AIによる画像解析を活用し、踏切道の安全性向上へ~

丸紅I-DIGIOグループの丸紅ネットワークソリューションズ株式会社(代表取締役社長:長尾 頼明)は、近畿日本鉄道株式会社(社長:原 恭)が2025年4月1日(火)から、奈良線 瓢箪山第2号踏切道および京都線 山田川駅構内踏切で行う、「AIによる画像分析を活用した踏切道歩行者見守りシステム」(以下、本システム)の実証実験に参加します。

本システムは、踏切道や構内踏切(以下、踏切道等)に設置したカメラの映像をAIが画像解析し、列車接近時、踏切道等に取り残された人を検知した場合、「押ボタン式踏切支障報知装置または非常通報装置を動作」させることで、いち早く列車や関係部署に知らせることが可能となります。
実証実験の詳細は以下のとおりです。

■ 実証実験の概要

1.期間
2025年4月1日(火)から当分の間

2.場所
・奈良線 瓢箪山第2号踏切道
・京都線 山田川駅構内踏切

3.検証内容
(1) 列車接近時、踏切道等に取り残された“人”の判定に関するAI検知精度を検証する。
(2) 本格導入を前提とした、既設の押ボタン式踏切支障報知装置や非常通報装置との連携を検証する。

■ 用語解説

※押ボタン式踏切支障報知装置
  踏切道内で異常が発生した場合に押ボタンを操作することで周囲の列車に異常を知らせる装置。
※非常通報装置
  駅のホームにおいて、お客さまがホームから線路に転落したとき等、列車を緊急に停止させる必要が発生した場合に、
  ホーム上に設置した非常通報押ボタンを操作することで、乗務員に異常を知らせる装置。

【近畿日本鉄道株式会社について】
近畿日本鉄道は、大阪・京都・奈良・三重・愛知の2府3県に広がる鉄道路線網を有します。総延長は私鉄最長を誇り、「ひのとり」「しまかぜ」など多彩な特急列車が人気です。通勤・通学の足として、また伊勢志摩や奈良などへの観光輸送を担い、地域の発展と人々の交流を支えています。沿線の歴史文化を大切にしながら、新たな観光価値を創造し、持続可能な地域社会の実現に貢献します。
ホームページ: https://www.kintetsu.co.jp/

【丸紅ネットワークソリューションズについて】
丸紅ネットワークソリューションズは、丸紅I-DIGIOグループの一員として、ネットワーク、モバイル、セキュリティ、クラウドに関する深い知見と長年の経験を活かし、お客様のネットワーク環境を効率化する「ネットワークアウトソーシングサービス(NOS)」、フルMVNO事業者としてお客様に最適なモバイル通信を提供する「モバイルソリューション」、24時間365日の監視体制でお客様のICT環境を安定的に運用する「運用サービス」、先端技術を活用した「映像監視AI・IoTソリューション」の領域で、お客様のビジネスを支える最適なICT基盤ソリューションを提供します。
ホームページ: https://www.marubeni-network.com/

【丸紅I-DIGIOについて】
丸紅情報システムズ、丸紅ITソリューションズ、丸紅ネットワークソリューションズ、イーツの4社によるICT事業グループ。ITライフサイクルに最適なソリューションとサービスを提供。
ホームページ: https://www.marubeni-idigio.com/

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